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化粧筆の毛質による違い

使われている天然毛素材をまとめました。

様々な種類の天然毛素材

アイシャドウブラシひとつにとっても、イタチ、馬、松リスなど様々な素材があります。
なぜなら、化粧をする部分や用途によって、求められる機能や仕上がりが異なるからです。
筆によっては天然毛をブレンドすることで、細い線やくっきりした線を描けるものもございます。
それでは、天然毛素材によって、どのような違いがあるのでしょうか。

  • 灰リス

    大変高級な素材です。
    繊細でとても柔らかい毛質なため、極めて刺激が少なく、群を抜いてやさしい肌あたりが 特徴。
    粉含みの良い山羊毛を混ぜることで、肌あたりの優しさに加え、発色の良さを兼ね備える ようコントロールします。用途は幅広く、パウダーブラシから小さなシャドウブラシにま で使用されます。

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  • 松リス

    非常に繊細で、柔らかい毛材です。目元の シャドーにグラデーションをつけるのに最適で、 毛丈の短いシャドウブラシなどに使用されて います。希少で高価な松リス毛ですが、 肌あたりの良さは毛材の中でも群を抜いて います。

  • カナダリス

    灰リス同様に大変繊細で柔らかい毛質です。
    優しいタッチは、目元のシャドー、グラデーションなどに最適。主に、毛丈の短い筆に用 いられます。
    製毛技術によってはハイライトやチークにも使用することが出来ます。

  • カザンリス

    灰リスよりも柔らかい毛質で、カナダリスと同じく大変稀少で高価な材料です。
    ハイライトやアイホールなど、ふんわりと柔らかい仕上がり感を出したい部分に最適です。

  • イタチ

    粉含み発色が良く、コシの強さと弾力性に優れ、 非常に良質な毛材です。毛先が繊細でよくまと まるため、すっきりとした線を描くことができ ます。パウダーブラシやリップブラシなど、 幅広い用途で使用されています。イタチ毛は、 尾の毛のみを使用します。中国北部からモンゴル、 ロシアなど、寒い地域に棲息するものほど、毛質 が良好だと言われています。

  • コリンスキー

    イタチの種類ですが、通常イタチと呼ばれているものより、さらに繊細で肌触りが良く、加 えて強いコシを兼ね備えた最高級品です。
    毛先のまとまりが抜群で、細かい描き込みに最適です。 アイシャドーやリップ、ライナーな ど、とても細い線の描き込みも可能で、まつ毛の間を埋めるのにも重宝されています。

  • パーミー

    イタチ科の動物ですが、イタチに比べると粗めで硬いため、多くは、イタチや馬毛と混ぜ合わせて使用されます。

  • 水ムジナ

    イタチ科の動物ですが、イタチに比べると粗めで硬いため、多くは、イタチや馬毛と混ぜ合わせて使用されます。

  • ムジナ

    コシが非常に強く、水ムジナほどには、毛先に繊細さのない毛質です。
    一般的に、男性用のシェービングブラシなどに使用されています。

  • コシがあり弾力のある毛質です。毛先は滑らかな肌触りで粉含みは良く、他の毛材と混ぜ合わせて使用されます。
    陶器の絵付け筆に使用されることが多く、リキッド状の粘り気のあるものに適しています。

  • 山羊

     粉含みや肌あたり、発色が良く、コシの強さと 耐久性に優れているため、化粧筆の毛材の中では 最もオーソドックスなものです。パウダーブラシ やシャドウブラシなど幅広い用途で使用されてい ます。山羊毛は、一般的に衣類などで使用される 「羊毛」とは違い、中国の江南地方に棲息する 山羊の毛です。体の部位によって異なる特徴を 持つ山羊毛ですが、すべての部位の毛が化粧筆に 使用されています。

  • 合成繊維

     天然毛以外の素材です。リキッド、 コンシーラー、リップなど液状・練状のものに 適しています。パウダーに使用すると発色は良好 ですが、粉含みは天然毛ほど良くありません。 筆にコシをもたせ、品質の安定を図るために、 天然毛と混ぜて使用することがあります。


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